いずれの別荘も現在は使用していないとのこと。昭和51年築と53年築。
軒天が剥がれていたり、外壁が朽ちていたりと外観からして傷みがかなりひどい状態。
多分設備関係も期待は出来ないと推測される。
2棟ともそのまま販売するには困難で、その旨を報告し現況価格を申し上げるとお一方は「そんな価格じゃ」ということで、売却しないことになった。
もうひと方は、とりあず100万円でお預りすることとなったが、使用出来るようにするには2〜300万程度掛かりそうある。
こういった物件が、どの様に新たな買手様と出会うことが出来るのか・・・(現状ではまず無理)
一般的には直してからじゃないと、売れないと思うのですが売手様がその予算を見るわけもなく、お預りしたのはいいが、長期在庫になりそうです。
こういった物件が北軽井沢に増え始めている。何とか買取って補修してとも考えいるが、現在は価格の折り合いが付かないため買い取れない。そうこうしている内にも傷みは進行して、来年には買取もできない。つまり解体待ちということなる。
でも、解体には50万以上のお金がかかるとなると、売主様もそうカンタンには首を縦に振ってくれない。
築30年以上の査定に伺わせていただくと、こういった結末が非常に多くなっている。
「ああ、なんとかしたい。」
今後も手放すか・解体するかオーナー様を説得していくほかない。村が解体に補助金少し出してくれないかと、思いがよぎる今日この頃です。